「地震」報道の活用方法とは?バズワード201707_Google

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2017年7月度のGoogleトレンド 急上昇ワードにおいて、
月間ランクイン回数1位に輝いた急上昇ワードは、「地震」です。

Yahoo急上昇ワードでは「地震」単独ではなく、「都道府県+地震」といった複合キーワードで検索されていました。
しかし、Googleでは「地震」「地震速報」という単独キーワードで急上昇ワード入りしています。

7月度のサマリーではGoogle/Yahoo各々のユーザーの「属性が違う」という仮説を
立てましたが、キーワードそのものに加え、検索の仕方にも違いがありそうですね。

詳細データは以下をご覧下さい。

2017年7月度データ

ランクイン回数詳細ワード備考
8回 
①地震(5回)
②地震速報(3回)
◎詳細キーワードとランクイン日
①地震:2017/7/11、2017/7/12、2017/7/13、2017/7/20、2017/7/21
②地震速報:2017/7/11、2017/7/12、2017/7/13
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急上昇ワード入りした地震の概要

①鹿児島県内(2017/7/11)

概略は以下にまとめてありますのでご確認下さい。

発生日震源地規模被害二次災害
・2017年7月11日
 ・鹿児島湾
・最大震度5強(M5.3)
・人身:怪我1名
・建物、家屋:鹿児島赤十字病院の1階廊下にひび
・その他:
・津波:なし
・噴火:なし
・道路:落石による通行止め(南九州市川辺町)
・鉄道:九州新幹線一時運転見合わせ(新八代-鹿児島中央間)
・その他:稼働中の川内原発は異常なし

上記は以下記事より抜粋しています。
興味のある方は併せてご覧下さい。

 11日午前11時56分ごろ、鹿児島県の鹿児島湾を震源とする地震があり、鹿児島市で震度5強を観測した。気象庁によると、震源の深さは約10キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は5.3と推定される。九州電力によると、運転中の川内原発1、2号機(同県薩摩川内市)に異常はなかった。福岡管区気象台は「桜島を含め周辺の火山の...

②宮城県沖(2017/7/11)

規模が小さいせいか情報が少ないです。
全国に報道すべき大きな被害はなかったのでしょう。

発生日震源地規模被害二次災害
・2017年7月11日
 ・宮城県沖
・最大震度2(M4.2)
・人身:
・建物、家屋:
・その他:
・津波:なし
・噴火:
・道路:
・鉄道:
・その他:

上記は以下記事より抜粋しています。
興味のある方は併せてご覧下さい。

気象庁の震度データベースを検索できます

同じ7月11日の21:33頃、福島湾沖でも地震が発生していた様です。
規模は宮城県沖同様最大震度2(M4.3)。

こちらも特に報道が見られないので、(大きな)被害はなかったとみて良いのでしょう。

気象庁の震度データベースを検索できます

③鳥取県中部/宮城県沖(2017/7/12)

2017年7月12日は、国内で12件の地震が発生しています。
(気象庁の「震度データベース検索」による)

そのうち、震度3以上を観測したのは以下2件です。
津波等の二次災害も発生しなかったとのこと。

③-1:鳥取県中部

気象庁の震度データベースを検索できます

③-2:宮城県沖

気象庁の震度データベースを検索できます

④奄美大島沖(2017/7/13)

2017年7月13日は、国内で15件の地震が発生しています。
(気象庁の「震度データベース検索」による)

そのうち、震度3以上を観測したのは奄美大島で発生した地震です。
津波等の二次災害も発生しなかったとのこと。

気象庁の震度データベースを検索できます

④福島県沖(2017/7/20)

2017年7月20日は、国内で5件の地震が発生しています。
(気象庁の「震度データベース検索」による)

そのうち、福祉県沖で発生した地震が最大震度4を観測。
概要は以下の通りです。

発生日震源地規模被害二次災害
・2017年7月20日
 ・福島県沖
・最大震度4(M5.8)
震度4:石巻桃生(宮城)いわき三和、広野下北迫大谷地原、楢葉、富岡、双葉(福島)
震度3:岩手、宮城、福島、栃木、茨木県で観測
・人身:
・建物、家屋:
・その他:
・津波:なし
・噴火:
・道路:
・鉄道:
・その他:福島第1原発と第2原発に新たな異常は確認されていない

上記は以下記事より抜粋しています。
興味のある方は併せてご覧下さい。

20日午前9時11分ごろ、石巻市や福島県双葉町などで震度4の地震があった。気象庁によると、震源地は福島県沖で、震源の深さは約40キロ。地震の規模はマグニチュード(M)5.6と推定される。東京電力による

震度は1から2程度だったものの、東北から関東、北陸と広範囲で揺れが発生しています。
その割には被害に関する報道はないので、大きな問題は無かったと捉えるしかないでしょう。

⑤エーゲ海、千葉県北西部(2017/7/21)

2017年7月21日に発生した地震で報道されたものは以下2件です。

1)エーゲ海地震概要

トルコ沖でM6.7の強い地震が発生。
トルコに近いリゾート地のコス島では、この地震による建物の倒壊により観光客2名が死亡するという事故が発生。

トルコ南西部沖で21日未明、マグニチュード(M)6.7の強い地震があり、ギリシャ領のコス島で少なくとも2人が死亡した。地元自治体が明らかにした。 米地質調査所によると、震源地はギリシャとトルコの間の海底で、コス島の北東16.2キロの地点。両国で約20万人が、強い揺れ、または非常に強い揺れを感じた...

2)千葉県北西部地震概要

千葉県北西部を震源とした地震が発生。
茨城県つくば市で震度3を観測。

地震発生時刻:2017年7月21日 16時7分頃 最大震度:3 震源地:千葉県北西部 この地震による津波の心配はありません。

「震度」別に発生するリスクを知ろう

そもそも、地震の報道がされる理由は

  • 地震そのもの(余震含む)
  • 二次災害
による被害が懸念されるためです。

地震の強さを表す「震度」については震度0から震度7までありますが、
ほとんどの人が揺れを感じる震度は「3」とされています。

また、身近なところで言えば家屋への被害や土砂崩れは震度5弱以上で発生しやすいと
されており、(※注記)

  • どの位の震度でどの位揺れるのか
  • 災害発生のリスクが高まる震度はどの位か
といった点を把握することで、迅速な対処が可能となります。

※注記:今までに発生した地震のデータを統計した結果の目安

地震関連資料(気象庁)の紹介

  • 「××地方で地震発生。最大震度〇」という緊急速報が発令された時
  • 自分が被災した際に感じた揺れの強さ
こうした情報から地震の規模を推測し、安全を確保する上で
気象庁が開示している以下の資料が役に立ちます。
時間のある時に一読してみて下さい。

①気象庁:震度について
⇒そもそも震度○の場合は体感的にどんな揺れ方をするのか。
室内や建物にどんな影響が出るかを分かり易く示したものです。
イラストになっているので、お子さんに見せても良いかもしれません。

②気象庁:気象庁震度階級関連解説表
⇒上記①と被る部分はありますが、
室内や建物にどういう影響が出るのか。
地盤・斜面への影響やライフラインへの影響等についてまとめた資料となっています。

気象庁震度階級関連解説表

③気象庁:震度データベース検索
⇒一般人はあまり使う機会が無いと思いますが、
このデータベースを使うことで震度1以上の全ての地震データを閲覧することが出来ます。
防災サイトの管理者の方や、特定日/特定地域における地震の発生件数など、詳細データを確認したい場合にはおすすめです。

気象庁の震度データベースを検索できます

あとがき:地震について「学ぶ」必要性

地震大国と言われる日本。
ほとんどの人間が揺れを感じると言われる「震度3」以上の地震はそう多くはないものの、
定期的に発生しています。

今回記事を執筆してみて痛感したのが、巨大地震に関する備えも確かに必要です。
ですが、それと同じくらいに必要な

日常的に発生する震度3以上の地震から何を予測し、安全を確保するか

という知識が筆者には足りなかったということです。

揺れが強ければ取り敢えず机の下に隠れるなど、
身の安全を確保するというのは確かにその通りです。

但し、急場をしのいだ後どう行動すべきかを冷静に考えるために

  • 被災した場所の構造はどうなっているか?
  • 体感震度や報道から、土砂崩れ等のリスクをどう読むか?
などの点は、知識として持っておくべきだと感じました。

東日本大震災で被災した筆者の親戚が、

「高台に登って最終的に助かったが、避難中に足首まで津波が迫って来ていた。冗談抜きで、あと数分非難が遅ければ死んでいたと思う」

と被災時の経験を語ってくれたことがあります。
一瞬の判断が生死を分けることもあるということです。

地震が多い国に住んでいるからこそ、
防災に関する意識や知識レベルを向上させていかなければならないですね。

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